水泳部創部50周年にあたりまして、何もないところからこの水泳部を立ち上げ、ここまで水泳部を支え、伝統を受け継いできてくださった水泳部の諸先輩方に深く敬意を表したいと思います。
 またわれわれ現役部員といたしましても、このような歴史ある水泳部の部員として50年の歴史の1ページに加わることができますことを、とてもうれしく感じています。

 先日行われました関東甲信越大会において女子が総合優勝、男子が総合3位という結果を収めることができました。男女ともに傑出したエースがいない中でこのような成績を収めることができたのはチームの団結力がこれまで以上に高まってきたこととともに、葉泳会の皆様のご支援の賜物だと感じておりますし、これからもこの結果に満足することなく、貪欲にまい進していきたいと思います。

 思い起こせば1年と半年前、私は『大学でも水泳をやるぞ、全国大会に出るぞ!』と意気込んで水泳部に入部しました。しかし2年目は、受験でなまった体を泳げる状態に持っていくことができず、東部では8継のメンバーにもなりましたがまったく満足行く結果は出ませんでした。
 その雪辱を果たそうと考えていた関甲信でも2種目で決勝に進出するも、決勝では両方とも最下位に終わり、散々なシーズンとなりました。

 心を奮い起こし、2年目のシーズンとなった今年、目標としていた全国大会出場はなりませんでしたが、東部では決勝に進出して得点を獲得することができ、関東学生選手権でも決勝進出、関甲信では200m自由形で3位に入賞することができました。
 そして、納会では主将として信任されこの部活をまとめてひっぱっていく立場を任されることになり、幹部学年として気持ちも新たにこれから1年微力ながら力の限り頑張っていきたいと思います。

 今、先生方や石川さん、先輩方の苦労や支援があってこのような恵まれた環境で練習し大会に臨めるということを改めて感謝したいと思います。

 これから1年われわれ現役部員一同

 「男女 全国公団体出場権獲得」 「個人目標の全員達成」

を部の目標とし、部員全員で切磋琢磨していきます。これからもご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。

 最後に、水泳部創部100周年パーティーが盛大に行えるよう水泳部がさらに発展し、後輩へと水泳部の伝統が受け継がれていくことを祈念し、この文章の締めくくりとしたいと思います。
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水泳部主将  和田 聖己(理学部 2年)   
○ 水泳部創部50周年にあたって